釣りを始めるならこれを揃えろ！初心者向け釣り具セット＆準備ガイド

釣りを始めてみたいけど、何を揃えればいいのか迷っている方も多いのではないでしょうか？

釣りは自然を楽しみながら心地よく過ごせる趣味ですが、最低限の道具がなければ釣り場で困ることも。

1. 釣り竿とリール

まず最も重要な道具が、釣り竿とリールです。

これさえあれば、釣りが成り立つと言っても過言ではありません。

(1) 釣り竿の選び方

初心者が釣りを始めるなら、「万能竿」と呼ばれる竿が便利です。

このタイプは比較的軽量で扱いやすく、淡水でも海水でも使える汎用性があるため、最初の一本としておすすめです。

長さは1.8～2.1メートル程度が初心者には扱いやすく、短すぎず長すぎないため、色々な魚種に対応できます。

(2) リールの選び方

リールは、「スピニングリール」と呼ばれるタイプが初心者向けです。

操作がシンプルで糸が絡みにくいのが特徴です。

リールサイズは2000～3000番くらいのものが一般的で、エサ釣りからルアー釣りまで幅広く対応できます。

購入時には、リールがスムーズに回転するかを確認しましょう。

2. ライン（釣り糸）

釣り糸も重要なアイテムです。

糸が強くなければ、大物がかかった際に切れてしまう恐れがあります。

(1) ナイロンライン

初心者には「ナイロンライン」がおすすめです。

価格が手ごろで、適度な伸びがあるため、魚が暴れても衝撃を吸収しやすいのが特徴です。

太さは3号前後が扱いやすく、強度がありつつも簡単に糸が結べる点で初心者向きです。

(2) PEライン

ナイロンに比べて強度が高い「PEライン」も選択肢としてありますが、初心者にはやや扱いにくいことがあるため、慣れてから使うと良いでしょう。

3. 針とオモリ

釣り針とオモリは、狙う魚の種類によって選ぶ必要がありますが、以下のような基本的なものを揃えておくと安心です。

(1) 針の種類とサイズ

一般的には「丸セイゴ針」や「チヌ針」などの形状の針がよく使われます。

サイズは5～8号あたりが標準的で、エサ釣りにもルアー釣りにも対応できます。

針の大きさは釣りたい魚の口のサイズに合わせて選ぶと良いです。

(2) オモリの役割と重さ

オモリは、仕掛けを沈めるための重りです。

軽すぎると流れに流されやすく、重すぎると魚が違和感を感じて逃げてしまうことがあります。

海釣りなら5～10号、淡水なら1～5号程度のオモリを選ぶと、さまざまな状況に対応できるでしょう。

4. 仕掛け

釣りをするためには「仕掛け」が必要です。

仕掛けは、針やオモリ、浮きなどを組み合わせて魚を釣るためのシステムを構築するアイテムです。

(1) 市販の仕掛けセット

初心者には、魚種別に組まれた「市販の仕掛けセット」がおすすめです。

これには必要な部品がすべてセットされているため、簡単に取り付けて使えます。キス、アジ、サバなどの仕掛けセットが一般的で、エサをつけるだけで使用できるものもあります。

(2) 浮き（ウキ）釣りの仕掛け

浮き釣りをする場合、浮きを追加すると魚が食いついた際の動きがわかりやすく、初心者でもアタリを取りやすくなります。

浮きの色は見やすいものを選びましょう。

5. その他の必需品

釣りを快適にするために、釣り竿やリール以外にも用意しておくべきアイテムがいくつかあります。

(1) 釣り用バッグ

釣り道具をまとめて持ち運べる釣り用バッグがあると便利です。

防水仕様のものが多く、釣り場での雨や波しぶきに対応できます。

また、必要なものを一箇所にまとめておけるので、釣り場でのセッティングもスムーズになります。

(2) フィッシュグリップとプライヤー

釣り上げた魚をつかむための「フィッシュグリップ」は、魚を安全に取り扱うための必需品です。

また、針を外す際に必要な「プライヤー」も準備しておくと便利です。

これがあると、釣った魚や針に触れる際に安全を保てます。

(3) クーラーボックス

釣った魚を新鮮に持ち帰るために、クーラーボックスも用意しましょう。

保冷剤を入れておけば、魚が痛むのを防ぎ、新鮮な状態を保てます。

サイズは、小型で十分ですが、釣れる量に応じて調整してください。

6. 服装と安全対策

釣り場は自然環境なので、服装や安全対策も大切です。

(1) 防水ウェアと帽子

天候に左右される釣りでは、防水ウェアや帽子も重要です。

雨具や日焼け対策としての帽子を用意しておくことで、快適に釣りを楽しめます。

特に、川釣りや磯釣りの場合は、靴も滑りにくいものを選びましょう。

(2) 救命胴衣

海釣りや川釣りでは、万が一に備えて救命胴衣を着用しましょう。

釣りの楽しさを安全と両立させるために、初心者でも忘れずに着用することが大切です。

まとめ

釣りを始める際には、釣り竿とリール、ライン、針とオモリ、仕掛け、その他の小物や安全対策まで、最低限の道具を揃えておくと快適に楽しめます。

初めての釣りはわからないことも多いかもしれませんが、少しずつ道具や釣り方に慣れていくことで、釣りの楽しさをさらに実感できるでしょう。

まずは手軽な道具から始め、自然と一体になった瞬間を楽しんでみてください。